メタストロン注を用いた有痛性骨転移疼痛緩和治療について

Q やはり、熊本市内に行かないと治療できないのかな~?

A いいえ、当院で治療可能です。   日本メジフィジックス株式会社のホームページで発表されている治療実施医療機関一覧によると熊本県内では、 熊本大学医学部付属病院、国立病院機構熊本医療センター、公立玉名中央病院、そして健康保険天草中央総合病院の4施設となっています。(2011.1.1時点で)
わざわざ熊本市内まで行かなくても天草で出来るのです。

Q そもそも”メタストロン注”って何?

A 体内でカルシウムと似た動きをしめし、β線という放射線を放出する疼痛緩和治療薬です。通常の放射線治療も骨転移の痛みに対し有効ですが、この注射薬は血液にのり、骨転移部位に放射線を出す物質が集積し痛みを緩和させる効果があります
効果の発現は、個人差はありますが、通常投与後1~2週間後に見られ、3~6ヶ月間持続します。

Q どんな方が適応なの?

A 1.組織学的および細胞学的に固形癌が確認された方
  2.骨シンチグラフィで多発性骨転移が認められた方
  3.骨シンチグラフィで陽性像と一致する多発性骨転移が認められた方
  4.従来の鎮痛剤では疼痛ことロールが不十分な方
  5.外部放射線治療の適応が困難な方
  6.投与により臨床利益が得られる生存期間が期待できる方
  7.十分な血液学的機能(血小板≧75.000/mm3、白血球数≧3.000/mm3、好中球数≧1.500/mm3
  
(NCI 共通毒性基準グレード0-1)、ヘモグロビン量≧9.0g/dL、赤血球数300×104/mm3)を有する方
  (化学療法後又は外部照射治療後の最低値からの回復傾向を確認すること)

以上の基準を満たすこと(最終的には当院の放射線科医が総合的に判断します
※骨髄抑制を伴う化学療法との併用は原則禁忌となっています。

Q どうやって依頼すればよいの?

A まずは当院放射線科外来(内線:192)にお電話ください。
 お電話での問い合わせ時間:月曜日~金曜日 8:00~17:00(土・日・祝日は対応しておりません)
 【来院時に準備していただくもの】
  1.治療歴、血液データ
  2.可能であれば骨シンチの画像データ(最近のもの)※無ければ当院で検査も可能です。

Q 治療までの流れはどうなっているの?

A 次の通りとなります。

放射線科医がデータを基に総合的に適応の有無を判断

ご本人・ご家族・紹介元の先生と相談の上投与を決定

薬の効果や注意事項などについて説明

注射日の予約

規定量投与

定期的(原則隔週毎)に血液検査を実施。骨髄抑制の状況をチェック
ご不明な点などは、お気軽に放射線科外来までご連絡ください。

適応あり

Check Point!
※ご本人だけでなくご家族や介護をされる方にも一緒に聞いていただきます。

Check Point!
※一般的な静脈注射で数分で終了します。



日本メジフィジックス株式会社のホームページに更に詳しい内容が
掲載されていますのでそちらも合わせてご覧下さい。